コンプライアンスというのは、法令やルールを遵守することをいいますが、近年、日本を代表するような企業の不祥事が相次いでいることを契機として、違法経営の厳格化が要請されています。

コンプライアンスは、金融庁の金融検査マニュアルでは、次のような内容によって、各金融機関がコンプライアンスを達成することを求めています。

■コンプライアンス・マニュアルの作成
コンプライアンス体制をどのような哲学でどのように構築するか、その基本方針を示すコンプライアンス・ポリシーを策定する。

その具体的手引書としてコンプライアンス・マニュアルを作成しなければならない。

■コンプライアンス委員会の設置
社内体制として、社長などを委員長とするコンプライアンス委員会を設置する。

あわせて、コンプライアンス実現の統括者として各部門長をコンプライアンス・オフィサーに任命し、各業務部門と営業所ごとに、コンプライアンス担当者を配置しなければならない。

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